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市場開拓は
心を開くことから始まる

海外営業

海外野菜営業部
島岡 亮介

農学院
修士課程修了
2014年度入社

現在の仕事内容は?

私の担当地域である西南アジア(インド、パキスタン、バングラディッシュ、スリランカ、ネパール)に向けて、野菜の新品種の営業を行っています。また、既存の品種も扱い、キャベツ、カリフラワーのタネを取り扱っていないアジア地域での市場開発を兼任。各国を飛び回り、1年の4分の1は海外にいます。タネの営業においては、現地での試作設定・評価に携わり、顧客と密に戦略を練ることを基本としています。各地域、各シーズンごとに求められる品種は何か、素早く需要を捉えるために、顧客や関係者との情報共有を図り、研究や生産部門にフィードバックをするのも大切な役目です。

仕事で大切にしていることは?

まずは「違い」に向き合うのが、海外営業の仕事の第一歩。現地の人に喜ばれる野菜は、文化や宗教、生活習慣など、さまざまな要因によって変わります。その国や地域に根ざした文化を知ることが、お付き合いの始まり。相手に寄り添うような心構えで仕事に臨んでいます。また、遠く離れた国や地域での営業をスムーズに進めるためには、現地スタッフや顧客と長期的な信頼関係を築くことが大切です。普段、本社にいるときは、どうしてもメールベースのやりとりになってしまいますが、なるべく各顧客と電話でコミュニケーションをとるようにしています。

この仕事の魅力は?

空港から数時間、ときには丸一日車に乗って産地を訪れます。各国の要人からローカル商人、農民まで、ありとあらゆる方々と交流を持つ機会があり、日本にいるだけでは出会えなかった人、できなかった体験があります。アジア地域を受け持ってまだ2年ですが、私のことを大切な仲間として“Brother”と呼んでくれる現地の顧客がいます。現地に訪れた際には、家に招かれることもあり、誕生日には、各国のスタッフからメッセージがきます。まるで家族のように接してくれる。気付いたら世界中にそんな“Brother”ができていました。

今後の目標は?

私が担当を始めた当初から、市場の状況は変わってきています。それに合わせて、中長期的な戦略の見直しや計画再編が直近の課題ですね。私の営業テリトリーには約20億人の人が生活しています。自分のアイデアで販売計画を立て、自ら売り込み、市場を動かしていく。そんなスケールの大きさがこの仕事の醍醐味でもあります。今はまだ、アジア地域が主体ですが、将来的には範囲を広げて、よりグローバルな視点で仕事ができるようになりたいです。

ある1日の仕事(出張時)

08:00
インドのホテルを出発、
現地スタッフと待ち合わせて自社農場へ
09:00
農場到着、
キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーの調査
12:00
農場を出発して現地スタッフとお客さまと昼食
13:00
カリフラワー産地巡回、現地種苗店訪問・情報収拾
16:00
オフィスで販売計画打ち合わせ
18:00
お客さまと懇親会
21:00
ホテル到着

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