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信頼を耕し、
成果を実らせる。
国内営業第1部
島津 美沙
農学研究科
修士課程修了
2023年度入社
東京都内の種苗店や園芸店を担当し、野菜や花の種子、肥料・資材まで幅広い商品を提案しています。種苗店に向けては、新しい品種を紹介したり、圃場で試作品の調査を行ったり。一方で園芸店では、初心者でもわかりやすい商品説明や、SNSで話題の商品を取り入れた提案を心掛けています。東京都内は比較的小規模な農家が多く、少量多品目で直売所向けの出荷が多いのが特徴。そのため、ほかにはない特徴的な商品を探し出すアンテナの鋭さも必要です。多様なニーズに応えながら、「どうすればお客さまに喜ばれるか」を常に考え、提案しています。
「レスポンスは早く、でもクオリティは落とさない」ことです。お客さまに正しい情報を早く伝えることは信頼に直結します。たとえ即答できないときでも、「1分だけ待ってください！」と伝え、カタログや資料を参照して正確に答える。社内の業務においてもその姿勢は同じです。たとえば注文書やチラシづくりを任されたとき、たとえ時間が少なくても「どうすればもっと良くできるか」を考える。小さな積み重ねが、営業としての信頼を育てる一歩だと思っています。
自社の品種を通じて、お客さまの課題に応えられること。そして、その成果を見届けられることをやりがいに感じています。実際、他社の品種を使っていたお客さまに提案をし、「こっちの方がいいね」と切り替えていただけたときの手応えは大きいです。特にサカタの品種は、発芽の良さや揃いの確かさに強みがあります。育ち始めの段階で困っている農家さんに紹介して力になれるケースは非常に多いです。さらに、タネだけに留まらず、資材や栽培方法まで含めて提案できるので、お客さまと一緒にタネを育てていくような感覚を楽しんでいます。
商品知識や交渉力をもっと高めたいと考えています。日々、多くのお客さまとお会いするたびに、「もっとこの人たちに信頼してもらいたい」という想いが強くなっていくんです。目標は「島津さんに聞けば大丈夫」と感じていただける営業になること。そして将来的には、研究やマーケティングとも関わり、営業の枠を超えて活躍できたらと思っています。昨今の厳しい環境でも、農家さんが安心して収穫できるように。少しずつ、信頼を積み重ねていきます。
