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海外派遣

海外派遣
岩本 洋幸

農学研究科
修士課程修了
2015年度入社

現在の仕事内容は?

私はいま、米国カリフォルニア州モーガンヒルにある子会社、Sakata Seed America(SAI)で勤務しています。ここでサカタのタネ(以下、SSC)と関係会社の架け橋となるべく、SSCの意向を関係会社に伝え、かつ現場で起きていることを的確にSSCへレポートする役割を担っています。たとえば、今後どのような品種をどう展開していくかなど、海外営業本部と現地の間に立ってすり合わせを行います。また、現地の営業チームのKey Account Managerとして、種子の在庫管理や顧客から注文のあった種子の納期などを確認。物流管理部、品質管理部などへの情報伝達するのも重要な仕事の一つです。直接営業活動は行いませんが、SAIの営業テリトリーである、アメリカ、カナダ、メキシコなどへ種子を供給するために、日々邁進しています。

仕事で大切にしていることは?

SAIに赴任してから、強く意識しているのはチームワークです。当社は営業・物流・品質管理・種子生産・研究などの部隊を有し、更に海外拠点も多数あるため、他地域・他部署との綿密なコミュニケーションが欠かせません。研究から販売の過程で一つの品種が複数の部署や地域をまたいでいきます。日本でどんなに優れた品種を育成したとしても、販売先のニーズやトレンドにマッチしなければ商品は売れません。駐在員が積極的に現地の情報を海外営業本部へ共有することが大切です。ときには、生の情報をキャッチアップしてもらうために、日本からブリーダーをアテンドし、生産地を直に視察してもらうことも。それが未来を見据えた育種のヒントにつながります。SSCと関係会社を、そして、いまと未来をひとつなぎにする。国境を越え、世代を超えて関わる全ての人たちを1つのチームにまとめることが、私がSAIに派遣された意義だと思っています。

この仕事の魅力は?

SAIに赴任して一番驚いたのは、Decision making(意思決定)のスピード感です。日本とは違い職種ごとに分業されていて、一人ひとりの担当業務が明確であり、その場で判断し、決定・問題解決していくことが可能です。また、Management teamとの接点が格段に増えたことにより、日本にいたときよりも裁量権が大きくなりました。その分、仕事範囲や責任も大きくなったのですが、裏を返せば、仕事をしっかりやってさえいれば、長期休暇をとっても全く問題ありません。SAIの社員は、休暇で家族と時間を一緒に過ごすことをとても大切にしており、周りもそれに理解があります。こういった、国内・海外での職場環境や文化の違いを肌で感じられるのは海外派遣ならではの魅力です。

今後の目標は?

入社当時、オーストラリアとニュージーランドの営業担当をしていた頃は、自分の担当市場でタネが売れることが目標であり、やりがいでした。しかし、SAIに赴任し、他部署・他地域と直接コミュニケーションを行うにつれ、担当市場だけでなく、より幅広い視野を持つことの大切さに気づかされました。私の目標は、就職活動をしていた時から一貫して食文化に寄与することであり、営業マンとしてサカタグループ全体の売上・収益に貢献すること。今後チャンスがあれば他拠点にも駐在して社内外の人脈を形成し、そうしたタテ・ヨコのコネクションを活かして、より大きな数字を生み出していきたい。そしていつか、「サカタと言えば“岩本”」と頼りにしてもらえるような人材になりたいと思っています。

ある1日の仕事

07:30
出社、メールチェック
08:30
物流管理部と納期計画について会議
10:00
メキシコの営業チームと
予算及び販売予測に関する会議
11:30
移動
12:00
ランチ
13:00
研究農場で、新品種の試作調査
15:30
営業担当・PD担当と試作調査結果のまとめ
16:00
日本本社との電話・会議など
17:00
退社

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